ご訪問、ありがとうございます。
FXトレーダーのトム先生です。
前回に引き続き、FX初心者向けのFX基礎力サポート講座のレッスン3を始めます。
FX基礎力サポート講座とは
FX基礎力サポート講座は、FX初心者向けの基礎講座です。
この記事でいうFX初心者とは、
・FXには興味があるけど、一度もトレード(デモトレードを含む)をしたことがない人
です。
FX初心者にとっては、「FXを正しく学ぶことができる場」が非常に少ないという問題があります。
例えば、情報商材やYouTubeで得られるFXの知識は、9割が眉唾物です。
そこで「FXを正しく学ぶことができる場」として、このFX基礎力サポート講座を提供したいと思います。
まずは、これ利用してFXの正しい基礎知識を身に付けてください。
基礎知識が身に付けば、あとはリアルマネーでFXトレードを実践するだけです!
FXで勝つための必須の能力
FXで勝つための必須の能力は、大きく分けると、次の3つです。
・リスク管理力
・トレード技術力
・精神力
「リスク管理力」とは、資金管理力のことです。具体的には、運用資金の設定すること、および1回のトレードの損切り額を設定することです。
「トレード技術力」とは、テクニカル分析を用いてトレード(上がるか下がるか)を予測する能力、適切なタイミングでエントリー、イグジット(利確あるいは損切り)する能力ことです。
「精神力」とは、冷徹に資金管理やトレードを遂行する能力のことです。感情をコントロールする能力と言い換えることもできます。
私も最初はそうでしたが、初心者は、トレード技術力ばかり磨こうとします。
聖杯となるトレード手法さえ見つかれば勝てる、と思い込んでしまうのです。
ですが、この3つの能力は、バランスよく身につける必要があり、どれか1つでも欠けているとトレードで勝ち続けることはできません。
ダイエットや英語学習などと同じで、やり方が分かっていても実行できないのがFXなのです。
したがって、私たちトレーダーは、日々努力でこの3つの能力を向上させていく必要があります。
リスク管理力
「リスク管理力」とは、資金管理力のことです。
この能力が不足していると、トレードはすぐに破綻してしまいます。
具体的には、
・運用資金の設定すること
・1回のトレードの損切り額を設定すること
です。
(1)運用資金の設定
初心者なら、運用資金は100万です。
複数の口座で運用する場合は、トータルの運用資金が100万になるようにして下さい。
もし、100万ないのであれば、がんばって貯金しましょう。
FXは100万円未満でやろうとすると、資金効率が悪く、過度にリスクを取ることになります。
10万円を1年で20万円(+10万円)にするのと、100万円を1年で110万円(+10万円)にするのとを比べてみて下さい。
後者の方が圧倒的に簡単です。
初心者は前者のトレードを行い、プロは後者のトレードを行います。
(2)損切り額の設定
損切り額の設定で設定で最も重要なことは、「1回のトレードの損切り額が、運用資金の1%程度になるようにロットを調整する」ことです。
これを守ることができれば、FXで破綻する確率は大幅に減少します。
損切り額1%とは、
・運用資金100万円なら、損切り額は1万円。
・運用資金が90万円なら、損切り額は9000円。
・運用資金が110万円なら、損切り額は1万1000円。
これを守れるかどうかが、FXで勝ち続けることができるか否かの1つのポイントです。
トレード技術力
「トレード技術力」とは、テクニカル分析を用いてトレード(上がるか下がるか)を予測する能力、適切なタイミングでエントリー、イグジット(利確あるいは損切り)する能力ことです。
つまりトレードの予測力と対応力からなります。
そして、特に重要なのが次の3つです。
・相場の見極め方
・相場に合わせたトレード手法
・マルチタイムフレーム分析
以下、それぞれ簡単に説明します。
(1)相場の見極め方
相場は、「レンジ相場」、「トレンド相場」の2種類です。
上のチャートでは、左側がレンジ相場で、右側がトレンド相場。
「レンジ相場」か「トレンド相場」かを、移動平均線とボリンジャーバンドを用いて見分けます。
(レンジ相場の特徴)
・移動平均線が横方向に進んでいる
・ボリンジャーバンドが収縮して横方向に進んでいる
(トレンド相場の特徴)
・移動平均線が斜め方向に進んでいる(アップトレンドは斜め上方向、ダウントレンドは斜め下方向)
・ボリンジャーバンドが拡大している
値動きの方向性がはっきりしない「レンジ相場」ではトレードを控え、値動きの方向性がはっきり出ている「トレンド相場」でトレードを行います。
(2)相場に合わせたトレード手法
上記のとおり、トレードは「トレンド相場」で行うことが前提です。
そして、「トレンドの初動(および継続中)は順張り、トレンドの終盤は逆張り」と覚えて下さい。
言葉だけだと分かりにくいので、下記のチャート(GBP /JPY 1時間足)を使って説明します。
トレンドの初動とは、レンジ相場からトレンド相場への転換時(トレンドの発生時)です。
①の陰線の終値がバンドの下側をブレイクしたので、ダウントレンドが発生するのではないか、と予測します。
(①の時点では、①の右側のチャートはまだ見えていません。)
そして、②で「売り」エントリー。
エントリー後すぐに逆指値注文を入れておくのが良いでしょう。
逆指値の幅(損切りの額)は投資資金の1%程度です。
参考までに、私がトレードした時は、
・②の始値で「売り」エントリーを行い、
・損切りを移動平均線(20MA)の値に設定し、
・④の陽線の始値で利益確定しました。
④の始値で利益確定した理由は、③の終値がバンドから離れたので、バンドウォークが終了した(ダウントレンドが終了した)と判断したからです。
次に、逆張りについて説明します。
逆張りとは、トレンドと逆方向にエントリーすることです。
つまり、
・アップトレンドで「売り」エントリー
・ダウントレンドで「買い」エントリー
を行います。
先ほどのチャートで説明すると、
例えば、③の終値がバンドから離れたので、ダウントレンドが終了したと予測して、④の始値で「買い」エントリーします。
(3)マルチタイムフレーム分析
これ超重要です。
マルチタイムフレーム分析とは、異なる時間軸のチャートを分析して、エントリーの判断を行うことです。
①日足で大きな流れを見て、②下位の4H足または1H足でエントリーの判断を行います。
日足のトレンド方向と4H足または1H足のトレンド方向とが一致している場合、エントリーを行いますが、両者のトレンド方向が不一致の場合は、エントリーを行いません(見送り)。
エントリーは大きな流れに逆らわないことが重要です。
これを徹底することで、トレードの勝率は格段に上がります。
精神力
「精神力」とは、冷徹に資金管理やトレードを遂行する能力のことです。
思考や感情をコントロールする能力と言い換えることもできます。
ダイエットや英語学習などと同じで、やり方が分かっていても実行できないのがFXです。
「リスク管理力」、「トレード技術力」、「精神力」の中で、最も大切なのが「精神力」になります。
「精神力」を高める1つのコツは、「トレードシナリオをたてる」ことです。
相場がシナリオ通りに動けばエントリーし、相場がシナリオ通りに動かなければエントリーしません。
上述のマルチタイムフレーム分析とも共通しますが、例えば、
①日足で大きな流れを見て、②下位の4H足または1H足でエントリーのタイミング(価格)を予測します。
予測した価格に達したらエントリーし、予測した価格に達しなければエントリーは見送りです。(これを複数の通貨ペアで繰り返し行います。)
このようにトレードをルーチン化することで、「精神力」を発揮しやすくするのです。
トレードシナリオについては、また次回以降に詳しく説明します。
なお、規則正しい生活をすること、体を鍛えて体力をつけること、貯金を増やすこと(相対的に運用資金を減らすこと)なども、「精神力」を高めることにつながります。
まとめ
・「リスク管理力」を高めるために、損切り額を運用資金の1%程度に設定する。
・「トレード技術力」を高めるために、マルチタイムフレーム分析を行う。
・「精神力」を高めるために、トレードシナリオを立てる。
FX初心者の方は、まずはこのFX基礎力サポート講座で、FXの基礎知識を身に付けることをオススメします。
一方で、すでに基礎知識のある方は、私がオススメしている商材を利用すれば、最短距離で成功できると思います。
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以上、FXトレーダーのトム先生でした。