ご訪問、ありがとうございます。

FXトレーダートムです。

 

あなたはトレードを行う際にテクニカル指標を使用していますか?

 

今回は、テクニカル指標の中でも定番の「ボリンジャーバンド」について取り上げたいと思います。

 

 

この記事ではFXを例に挙げて説明していますが、株や仮想通貨のトレードでも使用できますので、ぜひ最後までお読み下さい。

 

 

ボリンジャーバンドとは

 

ボリンジャーバンドは、米国のジョン・ボリンジャーが開発したテクニカル指標で、統計学を利用したものです。

 

ボリンジャーバンドは、「移動平均線」「偏差のバンド」で構成されています。

 

 

青の3本のラインのうち、中央のラインが「移動平均線」で、その上下のラインが「偏差のバンド」です。

 

このチャートでは、移動平均線の期間を20日に設定し、偏差をに設定しています。

 

移動平均線とは、過去の所定期間の終値の平均値を線で結んだものです。

 

例えば、20日移動平均線(20MA)は、過去20日間の終値の平均値を線で結んだものになります。

 

偏差は、シグマ(σ)とも言いますが、ある値のバラツキの度合を表す指標です。

 

ボリンジャーバンドでは、

「移動平均値±偏差」が±1σ、

「移動平均値±偏差×2」が±2σ、

「移動平均値±偏差×3」が±3σ

と表示します。

 

±1σ、±2σ、±3σは、バンドの幅と理解してもらってもいいです。

 

偏差の絶対値が大きいほど、バンドの幅も大きくなります。

 

相場の価格変動が「正規分布」に従う独立の確率変数であると仮定すると、

・価格が±1σのバンド内に収まる確率:68.26%

・価格が±2σのバンド内に収まる確率:95.44%

・価格が±3σのバンド内に収まる確率:99.73%

です。

 

ただし、実際の価格は、独立の確率変数で推移せず連続性を持って推移するので、上記の確率は、あくまで参考程度にとどめて下さい。

 

次に、ボリンジャーバンドから何が分かるのかを説明します。↓↓↓

 

ボリンジャーバンドによる相場の見極め方

 

相場には、大きく分けて「トレンド相場」「レンジ相場」の2種類があります。

 

(トレンド相場)

トレンド相場は、値動きの方向性がはっきり出ている相場です。

 

価格が上昇している場合をアップトレンド、価格が下落している場合をダウントレンドといいます。

 

(レンジ相場)

レンジ相場は、値動きが一定のレンジ内に収まり、値動きの方向性がはっきりしない相場です。

 

では、トレンド相場とレンジ相場でボリンジャーバンドがどのように変化するか見てみましょう。

 

チャートの左側が「レンジ相場」で、右側が「トレンド相場」です。

 

(レンジ相場)

レンジ相場のボリンジャーバンドは、以下の特徴を持っています。

 

・移動平均線が横方向に進んでいる

・バンドが収縮して横方向に進んでいる

 

(トレンド相場)

トレンド相場のボリンジャーバンドは、以下の特徴を持っています。

 

・移動平均線が斜め方向に進んでいる(アップトレンドは斜め上方向、ダウントレンドは斜め下方向)

・バンドが拡張している

・価格がバンドに沿って推移するバンドウォークが発生している

 

相場が「トレンド相場」か「レンジ相場」を見極めることは非常に重要です。

 

私の場合、基本的には「トレンド相場」だけを選んでトレードをしています。

 

 

ボリンジャーバンドによる「順張り」手法

 

ボリンジャーバンドを使用した手法には、順張り逆張りの2種類があります。

 

まずは、順張り手法について説明しますが、慣れないうちはこの手法だけ十分です。

 

ボリンジャーバンドを開発したジョン・ボリンジャー自身も、順張りで使用することを推奨しています。

 

では、下記のチャート(GBP /JPY 1時間足)を使って説明します。

順張りは、トレンド相場において有効なので、レンジ相場からトレンド相場への転換時(トレンドの発生時)を狙っていきます。

 

①の陰線の終値がバンドの下側をブレイクアウトしたので、ダウントレンドが発生するのではないか、と予想しましょう。

(①の時点では、①の右側のチャートはまだ見えていません。)

 

そして、②でエントリーします。

 

エントリーは、1時間足より短い足に切り替えてタイミングをはかっても良いですし、単純に②の始値で行っても良いです。

 

エントリーするときは、必ず損切をどこで行うのかも考えておいて下さい。

エントリー後すぐに逆指値注文を入れておくのが良いでしょう。

 

逆指値の幅は投資資金の1%〜2%程度に抑えて下さい。

投資資金が100万円の場合は、逆指値注文が発動しても損失は1〜2万です。

 

イグジットについては、各自のルールに従って行えば良いと考えますが、順張りの場合は、損切と利益の比率は1:1よりも大きくする必要があります。

 

例えば、損切と利益の比率を1:2にすると、損切が100pips、利益が200pipsです。

 

上記のチャートは私が実際にトレードした時のものですが、私の場合、

・②の始値でエントリーを行い、

・損切りを移動平均線(20MA)の値に設定し、

・④の陽線の始値で利益確定しました。

 

④の始値で利益確定した理由は、③の終値がバンドから離れたので、バンドウォークが終了した(ダウントレンドが終了した)と判断したからです。

 

このように、ボリンジャーバンドを使用して順張りすることで、大きく利益を伸ばすことができました。

 

ボリンジャーバンドによる「逆張り」手法

 

次に、逆張り手法について説明します。

 

余談ですが、私のクライアントは、なぜか順張りよりも逆張りが好きな人の方が多いです。

 

順張りの方を勧めているのですが・・・

 

逆張りは、通常はレンジ相場において有効なのですが、私はトレンド相場の終わりを狙うことをお勧めしています。

 

トレンド相場の終わりを狙う方が大きな利益を出せるからです。

 

先ほどのチャートで説明すると、

 

③の終値がバンドから離れたので、ダウントレンドが終了したと予想して、④の始値でエントリーします。

 

エントリーするときは、必ず損切をどこで行うのかも考えておいて下さい。

 

この場合も、損切りは投資資金の1%〜2%程度に抑えて、損切と利益の比率は1:1よりも大きくしましょう。

 

どこで利益確定するかは、チャートの勢いで決めても良いです。

 

上記のチャートのように反転の勢いが弱ければ、移動平均線(20MA)に達した時に利益を確定して下さい。

 

反転の勢いが強いようでしたら、価格が上側のバンドに達した時に利益を確定してもいいでしょう。

 

順張り手法と比較すれば分かると思いますが、順張り手法の方が利益を伸ばすことができます。

 

ただし、順張り手法が有効なレンジ相場からトレンド相場への転換(トレンドの発生)はそれほど頻繁に発生するわけではなく、仕事をしていれば見逃すときもあるでしょう。

 

そんなときは、逆張りも試して見て下さい。

 

 

総評

 

ボリンジャーバンドを使用して「レンジ相場」か「トレンド相場」を見極めることができます。

 

ボリンジャーバンドが「収縮」から「拡大」に変わるときが、トレンド相場が発生するときです。

 

トレンド相場が発生を予想したら順張りでエントリーし、その際にどこで損切を行うかを決めて下さい。

 

損切りは投資資金の1%〜2%程度に抑え、損切と利益の比率は1:1よりも大きくすることが重要です。

 

ボリンジャーバンドを使用した方法は有効なので、ぜひ試して見て下さい。

 

1回のトレードを真剣に行うことは当然ですが、1回のトレード結果にこだわらず、複数回のトレードで利益を出せれば良いという気持ちでゆったりと取り組みましょう。

 

 

勿論、この手法以外でも利益を出すことも可能なので、ご自身にあった手法で試してみて下さい。

 

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以上、FXトレーダートムでした。