ご訪問、ありがとうございます。

FXトレーダートムです。

 

突然ですが、あなたは基本的なチャートパターンについて、どの程度、理解していますか?

 

もしあなたがFXやビットコインFXで思うように勝てないのだとしたら、それはチャートパターンの理解が不足しているためかも知れません。

 

ということで、今回は、「FX・ビットコインFXのチャートパターン」について取り上げたいと思います。

 

 

この記事ではFX・ビットコインFXを例に挙げて説明していますが、株やビットコイン以外の仮想通貨のトレードでも使用できますので、ぜひ最後までお読み下さい。

 

 

FX・ビットコインFXの相場の種類

 

まずは、FX・ビットコインFXの相場の種類から説明しますね。

 

相場には、大きく分けて「トレンド相場」「レンジ相場」の2種類があります。

 

(トレンド相場)

トレンド相場は、値動きの方向性がはっきり出ている相場です。

 

価格が上昇している場合をアップトレンド、価格が下落している場合をダウントレンドといいます。

 

(レンジ相場)

レンジ相場は、値動きが一定のレンジ内に収まり、値動きの方向性がはっきりしない相場です。

 

実際のチャートを見て、相場の種類を考えてみて下さい。

 

 

分かりましたか?

 

チャートの左側が「レンジ相場」で、右側が「トレンド相場」です。

 

それぞれの相場は、以下の特徴を持っています。

 

(レンジ相場)

・移動平均線が横方向に進んでいる

・ボリンジャーバンドが収縮して横方向に進んでいる

 

(トレンド相場)

・移動平均線が斜め方向に進んでいる(アップトレンドは斜め上方向、ダウントレンドは斜め下方向)

・ボリンジャーバンドが拡張している

・価格がバンドに沿って推移する「バンドウォーク」が発生している

 

 

なぜ、相場の種類を見極めることが必要になると思いますか?

 

実際にトレードする際に今の相場の状況を見極める理由について、考えてみて下さい。

 

・・・・・

 

答えは、相場の状況によって、とるべきトレード戦略が異なるからです。

 

例えば、アップトレンド相場では、価格は右肩上がりになるので、安く買って高く売る戦略を取り、ダウントレンド相場では、価格は右肩下がりになるので、高く売って安く買い戻す戦略をとり、レンジ相場では、トレードを見送る戦略を取ります。

 

これらの戦略は当たり前のことです。

 

しかし、当たり前のこと確実に実行するだけで、トレードの勝率や利益率は上がりますよ。

 

 

トレンド相場のチャートパターン

 

トレンド相場のチャートパターンの基本的な特徴は、次の2点です。

 

(1)節目をつけながら推移する

(2)転換シグナルが出るまでトレンドは継続する

 

(1)節目をつけながら推移する

 

まず、アップトレンドについて考えてみましょう。

 

アップトレンドといっても、価格が常に上昇し続けることはなく、一時的に下降することもありますよね。

 

この一時的に下降して再び上昇に転じる「節目」のことを、「押し目」と言います。

 

 

このように、アップトレンドは「押し目」をつけながら上がっていくのです。

 

この「押し目」を確認してから買いを入れるのが「押し目買い」ですね。

 

 

次は、ダウントレンドについて考えてみましょう。

 

ダウントレンドといっても、価格が常に下降し続けることはなく、一時的に上昇することもありますよね。

 

この一時的に上昇して再び下降に転じる「節目」のことを、「戻り目」と言います。

 

 

このように、ダウントレンドは「戻り目」をつけながら下がっていくのです。

 

この「戻り目」を確認してから売りを入れるのが「戻り売り」ですね。

 

(2)転換シグナルが出るまでトレンドは継続する

 

アップトレンドやダウントレンドは、明確な転換シグナルが出るまで継続します。

 

次のチャートを見て下さい。

 

どこに転換シグナルが出ているのが分かりますか?

 

 

そうです。

 

一番右の丸印のところで、転換シグナルが出ています。

 

ダウントレンドは、高値(戻り目)が切り下がって進むのが特徴ですが、一番右の丸印のところで、高値切り下げが終了していますよね。

 

この転換シグナルが、トレンド終了のサインです。

 

ダウントレンドが終了すれば、次はアップトレンドが始まるかも知れないと思いますよね。

 

多くのトレーダーもそう思いポジションを整理し始めます。

 

そのとき、あなたが売りポジションを保有したままだと、損失が大きく膨らむ可能性があります。

 

 

一方、アップトレンドの場合は、安値(押し目)が切り上がって進むのが特徴です。

 

このため、「安値切り上げ終了」すなわち「安値切り下げ」が転換シグナルであり、トレンド終了のサインです。

 

覚えておいて下さいね。

 

 

このように、トレンド相場では、トレンドと逆方向に進むことがあります。

 

それが単なる節目なのか、転換シグナルなのかを見極めることは重要です。

 

単なる節目と転換シグナルでは、とるべき戦略は正反対になるので、注意して下さいね。

 

 

レンジ相場のチャートパターン

 

レンジ相場のチャートパターンの基本的な特徴は、次の1点です。

 

(1)レンジは必ずブレイクされる

 

 

(1)レンジは必ずブレイクされる

 

レンジ相場は必ずブレイクされ、新たにトレンドを形成します。

 

冒頭のチャートをもう一度見て下さい。

 

 

レンジ相場がブレイクされ、ダウントレンドが形成されていることが分かりますよね。

 

レンジ相場が長ければ長いほど、ブレイクされたときに一気に相場が動くことが多いです。

 

レンジ相場の間にトレード戦略を立てて準備しておくと、トレンドが発生したときに落ち着いて対応ができますよ。

 

 

総評

 

相場には、大きく分けて「トレンド相場」と「レンジ相場」の2種類があります。

 

トレンド相場のチャートパターンの基本的な特徴は、次の2点です。

 

・節目をつけながら推移する

・転換シグナルが出るまでトレンドは継続する

 

レンジ相場のチャートパターンの基本的な特徴は、次の1点です。

 

・レンジは必ずブレイクされる

 

トレードが上手くいかないときは一度基本に立ち戻ってみて下さい。

 

そこから道が開けることがありますよ。

 

あなたのトレードが成功することを祈っています。

 

 

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以上、FXトレーダートムでした。