ご訪問、ありがとうございます。
FXトレーダーのトム先生です。
今回は、ラス・ハリスの「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」を紹介します。
この本は、マインドフルネスから生まれた心理術ACT(アクト)に関するものです。
ACT(アクト)を学ぶ目的は、
メンタルの強化
になります。
投資はメンタルが9割なので、メンタルが強化されれば、自ずと勝てるようになります。
本のタイトル
本のタイトルは、「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」です。
サブタイトルは、マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門になります。
心理療法とありますが、中身はどちらかと言えば、心理学や心理術といった「手法」の方がしっくりきます。
ACT(アクト)とは
ACT(アクト)とは、次のとおりです。
A=accept 思考と感情を受け入れ、現在に生きる
C=connect 自分の価値と繋がる
T=take effective action 効果的な行動をする
これが、ACT(アクト)の基本であり、全てです。
ACT(アクト)の6つの行動原則
ACT(アクト)は、次の6つの行動原則からなります。
1.脱フュージョン
2.拡張
3.接続
4.観察する自己
5.価値の確認
6.目標に向かっての行動
1〜4は「A=accept 」
5は「C=connect」
6は「T=take effective action 」
に関連します。
ちなみに、1〜4はマインドフルネスと同じらしいです。(私は、マインドフルネスのことはよく分かりません。)
以下、順に要点を説明します。
1.脱フュージョン(思考と現実の脱融合)
・脱フュージョンの目的は、
→思考のコントロールは難しいので、無理せず受け流す
・利に繋がらない(役に立たない)思考を脱フュージョンする。
→ポジティブでも役に立たない思考があり、ネガティブでも役に立つ思考があるため
2.拡張
・拡張の目的は、感情について思考(=善悪の判断)するのではなく観察し、
→感情のコントロールも難しいので、無理に感情を消そうとしない
・不快な感情に囚われたら、
①体の中で不快感のある場所を探し、
②ゆっくりと深い呼吸をして、
③その部分の周囲に、
④
3.接続(つながる)
・接続の目的は、今ここの体験に完全に集中すること
・自分を過去や未来から現在の今ここに引き戻す
・つながる呼吸のやり方
→ゆっくりした呼吸を10回
→最初の5回は胸と腹に集中して呼吸とつながり、
4.観察する自己
・観察する自己は、思考や感情を観察する視点であり、
・自尊心を解き放つ
→自分を優れた人間だと証明するのをやめ、
→自尊心を満たす努力をやめ、
5.価値の確認
・価値とは、心の中の最も深い欲望
・価値とは、目指す方向であり、
・価値と繋がることで、
・価値は、自分が主体的にやりたいことであって、感情(幸せになりたい等)ではない
6.目標に向かっての行動
・目標設定は、行動の頻度を高めるためのものである
・死者の方が上手くできることを目標にしない
→〇〇をやめる等
・目標のために努力しながら、その奥にある価値と繋がる
・目標だけに注目せず、必ず価値に注目する
・価値に沿った行動をすることに集中し、
・人生は、
まとめ
おさらいしておきます。
A=accept 思考と感情を受け入れ、現在に生きる
C=connect 自分の価値と繋がる
T=take effective action 効果的な行動をする
これが、ACT(アクト)の基本であり、全てです。
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以上、FXトレーダーのトム先生でした。