FXトレーダーのトム先生です。ご訪問、ありがとうございます。

 

このブログでは何度も書いていますが、投資はメンタルが9割!」です。

 

メンタルを強化し、心が強くなれば、高確率でFXで勝てるようになります。

 

そして、心を強くするのに最適な方法は、読書です

 

ということで、今回は、司馬遼太郎先生の「俄 浪華遊侠伝」を紹介します。

 

この本は、日本一の侠客と呼ばれるようになった明石家万吉(後の小林佐兵衛)の話です。

 

 

本書で学ぶこと

 

本書で学ぶことは、万吉の「度胸修行」です。

 

主人公の万吉は、何度も死にかけますが、奇跡的に生き残ることができます。

 

「なぜ生き残ることができたのだろうか」と考えながら読むことで、「度胸修行」をベースにした万吉の思考や行動を学びましょう。

 

本物は、中途半端には死なない、ここ一番というときに悲運の死を遂げたりしない、ということが分かります。

 

印象に残ったセリフ

 

(1)痛しぐらいで銭が入れば言うことはないわい。死ぬと思え、わいは死人やと思え

(2)わいはいやだす戦争には行きまへん、と言いきるほうが勇気や度胸が要る

(3)一人の利口が笛を吹けば千の阿呆が踊るというが、ほんまやな

 

人生は度胸が大切です。

 

しかし、度胸と無謀は違う、また、度胸があっても阿呆では生き残れない。

 

そういうことを万吉の生き方から学ぶことができます。

 

 

本書の要約

 

以下では、「俄」を引用して、特に印象に残った場面について説明します。

 

 

 

1. 河童博打

 

河童博打での出来事。

胴元とその子分達は、下駄で、銭の山に覆いかぶさる万吉の頭を乱打している。

一方、万吉はじっと我慢する。

「痛しぐらいで銭が入れば言うことはないわい。死ぬと思え、わいは死人やと思え」

と自分に言いきかせつつ、

「おれの一生はこれや。これでゆく」

 

 

2. 取調べ

 

インチキ博打で役人に捕まり、厳しい取調べを受けるときも、万吉は音をあげない。

これが修行や、とおのれに言いきかせている。

・・・

「度胸の化け物」といわれる万吉は、博打がヘタクソという愛嬌をもつ。

万吉がもしばくちに強ければとっくに命がなかったであろう。

 

 

 

3. 蝦責めの拷問

 

堂島の米会所をつぶした後、与力から拷問を受ける十五歳の万吉。

おれは体を粗末にして命を大事にしているのや。吐いて罪がきまればまず死罪。それより体を粗末にして、拷問に堪えたほうがよっぽどましや。ここらのかねあいをおれは見切ってやっている」

・・・

与力「どうや、楽にしてやろうか」

万吉(だまって居くされ)

 

 

4.長州藩軍の上陸

 

鉄砲や槍を持った長州藩軍が次々と上陸してくる中、六尺腰掛のうえに万吉と軽口屋はごろりと横になり、川に尻をむけて手枕をしている。

・・・

長州「おぬしらは、何をしている」

万吉「・・・わしの役目として捕えねばならぬ。しかしながら多勢に無勢、討ちかかってもたたきのめされるのは必定」

長州「それで?」

万吉「こうして裸で寝ている。貴殿も武士ならあわれと思うて素直に川をお通りなされ」

 

 

5.暗殺騒動

 

万吉は、暗殺を指示した南京左衛門の前にあらわれる。

自分を殺そうとする南京を生かしておくわけにはいかないが、殺してしまうと子分が復讐を騒ぎだし面倒くさいと考える。

・・・

「殴け、どつかしたる。わいを殺さずに殴くだけで我慢せえ。それをもってこの一件の結着にせんかい。どやどや」

 

 

6.新撰組

 

万吉を斬るために万吉の後をついていく新撰組の大石。

万吉は、大石の気をそらし続け、大石の斬る気を失わせることができているが、このままではいつまでも命を狙われることになる。

・・・

(ここで腐れ縁を断たねば)

それには形だけで斬られてやって、彼等を満足させるしか手がない。万吉は覚悟した。

 

 

 

7.大坂への敗走

 

薩長が官軍になり、幕軍は賊軍になった。

幕軍側の万吉は、自分たち町人が命を捨てるのはつまらぬと思い、負傷した子分を乗せた荷車をひいて退却する。

・・・

小春の待つ家に帰ってきた万吉。官軍に捕まれば打ち首となるが、万吉は逃げようとしない。

万吉「稼業大事や。逃げられん」

小春「死んで稼業もおまへんやろ」

万吉「あほかい。もともとこの稼業は死ぬことが資本で看板や。この土壇場になって逃げたとあれば稼業はめちゃくちゃや

 

 

 

8.土佐藩士の切腹

 

他人の不幸に泣くというのは、万吉に言わせれば、自分が安全であることに陶酔しているにすぎない。

彦蔵と梅吉がめそめそ泣いているのが気に入らない万吉は、半分狂言で、わしらも腹を切ろうと言いだす。

・・・

「わいは子供のころからものの弾みで生きてきた。いまもものの弾みで腹を切る」

 

 

 

9.消防道楽

 

万吉は大坂北区の消防頭になった。

磯野小右衛門は、万吉の馬鹿浪費(消防道楽)を忠告したことがあるが、

・・・

「首をくくって死んだらええやろ」

と、万吉は相手にならなかった。

どうせ人間の一生は一場の俄だと思っているこの男は、面白おかしく生きることしかあたまにないらしい。

 

 

 

10.万吉の最期

 

「おまえの俄も済んだか。おれもじきに往くでえ」

・・・

万吉は大正のなかばになってやっと人並みに死を迎えた。九十に近かった。むろん、辞世も遺言もない。

「ほなら、往てくるでえ」

というのが、この男の最後の言葉だった。

 

 

 

 

 

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以上、FXトレーダーのトム先生でした。